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vol.12 キャベツ編
中国に古くから伝わる薬膳では、自分が生きている風土で、
自然の恵みをたっぷり受けながら育った旬の食材は
栄養価が高く、健康によいとされています。
そんな旬の食材を毎月クローズアップし、
ヘルシー生活をご提案いたします。
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緑色が濃く、葉の巻きが柔らかい春キャベツが旬です。一般的に、寒い冬にじっくり育つ品種のほうが、有効成分をため込み、栄養価が高いといわれています。注目の成分は、胃や十二指腸潰瘍の予防とケアに役立つビタミンUや、止血、骨形成などの働きをもつビタミンK。ビタミンCや食物繊維も豊富です。さらに、米国立ガン研究所が発表した、がん予防によい植物性食品リストでは、抗酸化、解毒、免疫力向上成分を含むキャベツは、ニンニクに続く第2位でした。


水溶性ビタミンC・Uの損失を減らす調理法を
ビタミンUは、キャベツから発見された※ビタミン様物質で、潰瘍(ulcer)の回復を助ける働きがあることからビタミンU、キャベツにちなんでキャベジンとも呼ばれています。ビタミンC同様、水溶性で熱に弱いのが特長です。調理法としては、青臭さをとるために水にさらすときは、切らずに葉のまま短時間さらす、炒め物は強火で手早く加熱するなどし、ゆでたり煮るときは、汁ごと食べられる料理がお勧めです。これらの成分がより多く含まれている外葉や、芯も薄くスライスして料理に使いましょう。
※ビタミン様物質とは
体内で、ビタミンに似た働きをしたり、他のビタミンの働きを助ける成分
■よく噛んで食べれば、満腹中枢を刺激し、過食防止に!
キャベツをザク切りにして、食前によく噛んで食べると、満腹中枢が刺激され、過食が防げます。塩もみや塩漬けも、カサが減るので量を食べられます。さらにカサが減るのが、ドイツ伝統料理の千切りキャベツを香辛料で調味し、重石を乗せて発酵させたザワークラウト。まとめてつくっておくと便利です。

