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vol.3 トマト編
中国に古くから伝わる薬膳では、自分が生きている風土で、
自然の恵みをたっぷり受けながら育った旬の食材は
栄養価が高く、健康によいとされています。
そんな旬の食材を毎月クローズアップし、
ヘルシー生活をご提案いたします。
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和名は“ツルレイシ”、独特な苦みがあることから“ニガウリ”、沖縄では“ゴーヤ(ー)”とも呼ばれています。抗酸化作用をもつビタミンCがキャベツの2倍、またトマトの5倍と多く、果肉が厚く、組織も丈夫なため、加熱調理をしてもほとんど損失しません。他にも、苦み成分のククルビタシン、β-カロテンなどの抗酸化成分を含有。この時期、汗と一緒に失われるため積極的に補給したいカリウムや、糖をエネルギーに変えるときに必要なビタミンB1、糖質の吸収を抑える食物繊維も豊富です。

良質のたんぱく質と一緒に調理し、夏バテ対策
ニガウリは、元気な百寿者が多い沖縄の郷土料理、チャンプルーの食材としても有名です。ニガウリを縦半分に切り、ワタと種をスプーンなどで取り除き、薄くスライスします。苦みが苦手な人は、ここで軽く塩もみやサッと下ゆでを。次に、木綿豆腐、豚肉とともにニガウリを油で炒め、塩、こしょう、醤油などで調味し、最後に卵でとじます。ビタミンCを良質の動物&植物性たんぱく質と一緒にバランスよくとることで体の抵抗力がアップ。疲労回復や夏バテ対策にオススメです。
■ニガウリ茶で高血糖対策
ワタと種にとくに多い苦み成分。その一種のモモルデシンには血糖値を下げるホルモンのインスリンと似た作用があると言われています。ニガウリの身を薄く切り、ワタは細かく刻み、種も一緒に弱火でカラカラになるまで煎って茶葉を作り、お茶として飲めば、有効成分を効率よく摂取できます。

