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vol.3 トマト編
中国に古くから伝わる薬膳では、自分が生きている風土で、
自然の恵みをたっぷり受けながら育った旬の食材は
栄養価が高く、健康によいとされています。
そんな旬の食材を毎月クローズアップし、
ヘルシー生活をご提案いたします。
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露地栽培のトマトが赤く色づく時期。ヨーロッパには、「トマトが赤くなると医者が青くなる」「トマトのある家に胃病なし」ということわざがありますが、赤い色素成分はリコピンで、強力な抗酸化作用を始めとする健康効果が注目されています。一方、胃の働きを整えるのは、酸味成分のクエン酸で、この時期嬉しい疲労回復パワーも発揮。さらに、トマトに豊富に含まれるビタミンCと協力して血圧を下げるカリウムやルチン、脂肪代謝を助けるビタミンB6など、体が喜ぶ栄養素の宝庫です。

赤系トマトの加熱+オイル調理でリコピンをたっぷり摂取
トマトの品種には赤系、ピンク系などがあります。皮が厚くて濃厚な味が赤系、皮が薄くさっぱりした味がピンク系。赤系にはピンク系の2〜3倍のリコピンが含まれていると言われています。ミニトマトは赤系の一種です。そのリコピンは、加熱することによりトマトの細胞壁が壊れて流出。さらに、リコピンには油に溶けやすい性質があるため、油と一緒に調理すると体内への吸収率がより高まります。
■トマトソースをつくり、いろいろな料理に活用
皮や種にもリコピンが豊富なので、丸ごとトマトをニンニクやタマネギなどとオリーブオイルで炒め煮にしてソースをつくり、いろいろな料理に活用すると便利。酸味成分のクエン酸やリンゴ酸、昆布に含まれる旨味成分のグルタミン酸も含んでいるため、減塩でもおいしく仕上がります。
